変わりゆくもの、失ってはならぬもの

社会

昨年の2月以来、例のパンデミック騒動によって世界は大きな変化を余儀なくされた。
外食とエンタメは勿論、旅行に関しても…。

きっかけは何であれ世の中というのは常に変わっていくもの。
社会に人、環境…何事に関してもそう。
しかし変化する事が必ずしも良い結果を招くとは限らないのも事実。
それに”変えてはならぬもの”、”失ってはならぬもの”も存在しますからね。

”何を” ”どう変えていく?”

403 Forbidden

”変えていく”というのは”受け入れていく”とも言えますかね。

上記のリンクは鏡リュウジ氏とゲッターズ飯田氏による対談記事。
お2人とも『これからの時代の旅のカタチ』について、「変わってしまったモノをどう受け入れていくかが大事」というのが共通意見といったところでしょうか。

昨年の2月以来、好きな人にも会えず、好きな場所にも行けなくなってしまった。
制限だらけの日々が続いているけれども、決して悪い事ばかりではない。
寧ろ失ったものへの未練ばかりに囚われていては、新たに得たものに気付かないまま…

記事においても、お二人は新たな旅のカタチについて語ってます。

ひとり旅

2022年以降は近場へのひとり旅が主流になると述べていますね。
ひとりでなくても、親しい者同士で少人数のグループ旅行ですかね。

私自身、群れるのが苦手なのでこの意見については肯定的に捉えています。
実際、ひとり旅の方が気楽に好きなところを周れますからね♪

それと近場への旅行も今まで気づかなかった地域の魅力を発見する良いキッカケにもなり得ますし。
所謂観光スポットばかりをセレクトしていたら、せっかくの旅行もいずれ予定調和になりすぎて飽きがきますし。
そもそも2019年以前から日本人って一か所に集まり過ぎなところがあるかも…
(日本人に限った事ではないでしょうけど)
ネット等で話題になるスポットばかりでなく、”自分だけの新しい観光スポット”を見つける為の旅というのが今後のトレンドになりそう✨

オンライン旅行

すっかりオンライン(リモート)が当たり前になった今。
旅行においても既に取り入れられていますね。
『オンライン修学旅行』を学校行事として採用した小学校もありますしね。

オンライン上であっても精神的に繋がれる者同士で集まり、情報交換や悩みを打ち明けたり、楽しい話題で盛り上がる。それも楽しみ方の一つとしてはアリでしょう。
それに事故などで身体にハンデを背負っている等、リアルでの旅行が不可な人にとっては救済措置にもなりえますし。

とはいえ今後の旅行のトレンドが全てオンラインになってしまうのは勘弁ですかね…。
その地域ならではの空気感や気候など、リアルでの旅行でないと実感出来ないものがありますからね。
何より旅行先においてふと訪れたお店が”お気に入り”となるといった楽しみはリアルならではですし♪

567禍で得たものとは?

ここでは旅行に限らず567禍で得たメリット全般について、あえて考察してみたいと思います。

オンライン(リモート)の普及

特に仕事絡みのネットニュースにおいては『リモート』という単語を目にしない記事がレアになってきている風潮になってきてますね。

電車でオフィスに通勤していた時とは大分状況を変わったけれど、メリットも相応にしてある訳ですし。

  • ウザい飲み会が無くなった
  • 満員列車に乗らなくて良い
  • 上京せず田舎の実家でもネットがあれば仕事が出来る
  • 苦手な同僚及び上司と顔を合わせなくて済む

4番目に関してはZOOM会議等も踏まえると、完全に合わせなくて済むとはいえないかも…
とはいえオフィスで仕事をしていた時に比べれば充分離れられているかと思います。

おひとり時間の確保

ひとり旅もそうですが、ソロキャンプというのも最近トレンドになってきていますからね。
YouTubeで検索すればソロキャンプを満喫する動画がすぐにヒットしますし。

他にもガーデニング、料理、絵を描く…主にクリエイティブな事をして楽しむ層が増えてきていますね。
それらをきっかにYouTuberになったり、ブログを始めたり…
新たな収入を得るチャンスに繋がる事もありますし。

読書がより趣味になった

私の場合は上記の様な事ほどクリエイティブではないけど、2019年以前に比べれば読書量が増えた気がします。

ちなみによく読む本のジャンルは…

  • 丸い社会など、新たな時代を生き抜く上での思考のコツ
  • ニーチェなどの哲学
  • 567関連(免疫、枠〇接種のリスク等)

がメインになってますかね。

最近だと江戸時代~明治維新における歴史についての本をよく読んでますね。
お気に入りは下記の通りですかね。

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徳川政権により社会の統治の仕方、寺子屋での教育…
いかに265年間、平和を維持してきたかを学ぶのに打ってつけ。
当時から非常に高いレベルの教育と文化が成立していたと実感させられます。

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学校教育で学ぶ歴史とは異なり、明治維新は長州・薩摩藩を中心に惹き起こされたクーデターであるという主張が印象的。
全国の寺社が破壊し尽くした『廃仏毀釈』という行為、日本語廃止論すら生じた西欧化…
明治維新は”時代の夜明け”と言われているけれど、この本を読むとその言葉すら薄っぺらなスローガンに思えてきますね。
江戸以前の時代を後進的且つ封建的だと悪い部分ばかり取り上げて貶めて、明治以降の時代を正当化する官軍教育。

それは今も567禍によって起きている『新しい生活様式』というスローガンの元に、2019年以前の日常が失われつつある状況にも共通している部分が多いかもしれません。
”感染対策”という理由付けによってリアルでの人同士の触れ合い、素顔で相手と向き合って交流する事…そういう生活様式が徐々に失われつつありますからね。
正に今の時代に読むべき書籍かもしれません。

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