これからのハロウィン

社会

今年も11月に突入。
ついこの間、年明けだと思いきや…時が経つのは本当に早いですね。
先月末はハロウィンでしたね。
一昨年までは渋谷に若人達が集い、色とりどりのコスプレで思う存分楽しんでましたなぁ…
しかし例のパンデミック禍のせいでそうはいかないご時世となってしまいましたね。
そんなご時世だからこそ新たな形のハロウィンが生まれたとも言えるかもしれませんけど。

そもそもハロウィンとは?

ハロウィンは、キリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日「万聖節」の前夜祭として行われるヨーロッパ発祥のお祭りです。秋の収穫をお祝いし、先祖の霊をお迎えするとともに悪霊を追い払うお祭りで、日本でいえばお盆にあたる行事になります。現在は10月31日がハロウィンとして定着していますが、正確な期間は10月31日~11月2日。キリスト教では、この期間、この世に戻ってくる死者の魂を慰める行事を行っています。

Halloween特集2021『起源や由来、仮装の意味は? ハロウィンの疑問まとめ』
https://www.enjoytokyo.jp/feature/halloween/article_knowledge/

起源は古代ケルト民族のドゥルイド教で行われていたサウィン祭といわれています。
古代ケルトにおいては10月31日が一年の終わりである大晦日にあたり、その日には先祖の霊が家族に会いに来ると信じられていました。
しかし悪霊も共にやってくるといわれており、悪霊払いの為に仮面を被ったり、仮装をしたり、魔除けの焚火を炊いたりしました。

この悪霊払いに因んで、現在でも欧米圏では子供達がお菓子をねだる風習が存在しますね。
子供達は魔女やお化けに扮した仮装をして街を練り歩く。各家庭の玄関先を訪ねて「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ!)」とノリの良い声で唱える。
お馴染みのハロウィンの光景といったところでしょうか。

もし訪ねられるのが嫌なら、あらかじめ家の電気を消灯しておく。
それが訪問に対する『NO』の意思表示だそうです。
ちなみに尋ねられてお菓子をあげなかった場合、実際に悪戯された家庭があったという説がありますが…果たして真相は如何に?

※参照サイト

日本にとってのハロウィン

基本的に日本は特定の宗教を信仰しているという風習は特に無い国なので、欧米ほどに『ハロウィン』を特別視している感じではないですかね。

ハロウィンといえば若者が渋谷に集まって騒ぐ日でしょ!!

っていう認識が一般的かと(笑)。

しかし冒頭でも述べた通り、昨今だと大勢の人が集まるというのは難しくなってるのが現状。
渋谷も2019年以前に比べると、寂れた感じになってるとか…。

でもこの構図を見るとそうでもないのでしょうか?
大阪の道頓堀は大分混雑してたそうですし。

現状は止むを得ないとはいえ、来ている人の99%がMs9着用というのが残念かな…
「ゼロ密目指せ」と某緑のゆっこ都知事も言ってるのに、所かまわず密集しとるがな😅
それでもMs9さえしてれば万全という幻想が根付いているって事ですかね。
いっその事「素顔でいいのでは?」という気持ちが湧いてくるけどね。

リアルorオンライン?

動画の<2:38>以降から【バーチャル渋谷】なるものが紹介されてますね。
コレが『新しいハロウィン』の形ってことでしょうか。

https://vcity.au5g.jp/shibuya/halloween2021
※当然ながら期間は終了してます

このバーチャル渋谷はスマホにPC、しかもVRでも閲覧可能。
空間内ではアーティストによるLIVEもアリ。
しかもオンラインショッピングも楽しめる。

確かにバーチャル(オンライン)なら人と接触しないから、感染症対策は勿論、痴漢やカツアゲなどの対人トラブルに遭遇するリスクも一切カット。
(誹謗中傷等のトラブルについてはブロックすればOKかな?)
また渋谷まで移動する時間とコストも削減出来るし、安全面及び利便性に着目するのであれば、
ありがたいですかね。

しかしいざ例年見られたあの渋谷での賑やかな光景が失われるとなると寂しい気もします。
ゴミの不法投棄など問題は多いけれど、人が集まる光景には活気が溢れてますし、
傍から見る分には楽しいですからね。
まれに掘り出し物(可愛いor美人のコスプレ女子)を見られたりするし😻

それに人と集まって触れ合う機会がオンラインのみだと、リアルで集まれない故の喪失感に苛まれるかも…

コロナ禍で現実の空間をVR空間上に再現する動きが加速しているけど,再現度クオリティとか以前にVR空間で人とつるんでも,孤立感をかえって強く感じてしまう 心理的にネット空間と現実との大きな壁を感じる。

※YouTube動画『ハロウィン2つの渋谷 本番前夜は リアルとバーチャル』 コメント欄より引用

上記のコメントと同様の本音を抱えている若者は決して少なくないと思う。
(若者に限らずだろうけどね)
オンライン化が進むにしたがって、『リアルで集まる事の出来た時代』への恋しさが余計に強くなるのだろうか…

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