私が見た未来 完全版

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購入に至るまで

オリジナルの単行本が発売されたのは90年代。
当時はノストラダムスの大予言が話題になっていましたが、この単行本に関してはあまり話題にならず、マイナーな扱いでしたかね…(失礼)。
1999年も過ぎて21世紀に突入、さらに時が経って2011年3月の【3.11】以降にようやく注目された感じですかね。
「90年代から東日本大震災を予言していた!!」とネットで騒がれました。
おかげでオリジナルの単行本には10万円以上のプレミアが付いてしまいました…

そのせいで手に入れるのは至難の業になりましたが、今年になってようやく完全版が世に出ました。
手の届くお値段となったのは大変ありがたい事です。
567禍で先が見えない今のご時世というのもあり、この先明るい未来を見出せる為のヒントを得たいが為にこの度購入しました。

本の構成

  1. 予知夢編
  2. ミステリー漫画編

上記の通り2部構成となっております。

第1部では作者が見た予知夢を題材にした漫画、予知夢を記した夢ノートを紹介しております。
また漫画家時代とインド旅行へ行った時のエピソードも掲載しており、作者のたつき氏が如何にミステリーと関わり深い人生を送ってきたのかがよく分かります。
特に注目すべきは『2025年7月の大災難』についての見解ですね。

第2部はたつき氏が過去に発表したミステリー漫画を短編集形式で紹介しております。
予知夢ネタの他に幽霊や異世界の話も掲載しており、たつき氏のミステリー漫画家のルーツを知るのにもってこいですね。

こんな人におすすめ

  • 比喩的な表現について考えを巡らせるのが好きな人
  • 不思議系のミステリー及びホラーが好きな人
  • ヒントを探し出して、未来を想像するのが好きな人

作者である女性漫画家のたつき諒氏が見た予知夢がメインテーマといったところでしょうか。
『Queenのフレディ・マーキュリー氏の死去』など予知夢が予言したと考えられる出来事を例に取り上げつつ、ストーリーが進行していきます。
その予知夢は直接的に将来起きる出来事を表すのではなく、出来事のイメージが表れる【象徴夢】というパターンの予知夢です。
比喩的な表現からヒントを探り出して、これから起きる出来事が何であるのかを想像するのが好きな人にお勧めの書籍であると言えますかね。

逆にお勧めしづらい人は…

  • 直接答えを求めてしまう人
  • ホラーが苦手な人
  • 非科学的なものは信じない人

この書籍の帯にもある【2025年7月に起きる大災難】についても書籍内で触れられてますが、あくまで見解ですかね…
90年代半ばに「3.11以上の大津波」が起きた予知夢をたつき氏は見た事があり、それに基づいた見解が本書で述べられてます。
とはいえ象徴夢なので、読者各々が考察して先に備える事が重要になってくるでしょうね。

予知夢とは

作品内において予知夢は2パターンに分類されています。

  1. 直接的に未来が表れる夢
  2. 象徴夢的予知夢

先の段落でも述べた通りたつき氏の見る予知夢は[2.]のパターンに当てはまります。
未来を象徴するイメージ(分かれ道、大きなトンネルと女性…etc.)が夢に表れる為、未来を紐解くには想像力が要求されますね。
あまりに抽象的なイメージだと、何がなんだか分からないままとなりそうですし。
最悪、予知夢で象徴した出来事が実際起きたとしても気づかないなんて事になりそう…😅

たつき氏が見た予知夢

Queenのボーカル、フレディの死去

ここでは特に印象的だった『フレディの死去』の予知夢に関して紹介します。

夢を見たのは1976年11月。
夢の内容はたつき氏本人と友人Yがテレビを見ており、その際に「フレディ、流行り病により死去」というニュースが流れる。
フレディの大ファンであるYさんは号泣してしまい、たつき氏はYさんをなだめる。
…その時点でたつき氏は目を覚ます。

更に1986年11月28日にも予知夢を見ます。
内容はまたしても、たつき氏がTVを見ている夢。
番組内容はQueen出演(⁉)の映画か何かのメイキング。
そしていつの間にか、たつき氏も番組内に出演。
番組内にはQueenを模した銅像が登場しており、その銅像は4つあります。
しかしフレディ以外の3人の銅像はあれど、ボーカルの銅像だけがフレディではない別の男性。
フレディの銅像に関しては撤去された痕跡がある。
当然ながら番組スタッフがこの事で局の関係者に問い詰めているという…。

そして5年後の1991年11月28日たつき氏の予知夢が的中してしまう。

他にも「トンネルと少女」「びわ畑に面した分かれ道」などの予知夢が作品内で紹介されています。
果たして予知夢なのか偶然なのか…
読者である我々は色々と想像させられてしまいますね。

2025年7月の大災難!?そしてその後の未来は…

フレディの予知夢以上に我々読者の注目を集めたのは「大津波」の予知夢ですかね。
たつき氏がその予知夢を見たのは1996年。

夢の内容は「体中に響く大きな音が徐々に近づき、そして大津波が襲う!!」という他の予知夢より直接的で最も恐ろしいもの。
津波が襲ってくる出来事自体はあっという間であり、逃げ惑う多くの人々の声があちこちに響いてます。
そしてたつき氏は朝の5時に目が覚める。
目覚めたばかりのたつき氏は完全に状況が把握出来ないまま、町に様子を見に行きます。
町を歩いている内に少しずつ町の様子が変わっている事に気付いていき、霧が立ち込める歩道橋に出くわします。
そして歩道橋を渡ると、歩道橋の先にあったモノが無くなっている場面を目の当たりにする。
あった筈のデパートは消失しており、代わりに巨大なプレハブが建てられていた。
プレハブの先に見える土地は消失して、海になっていた。
そして海には大きな船が3隻、船に渡る為の橋が架けられている。
船の他には小島、島らしきものが浮かんでいる。

この予知夢に関しては、たつき氏曰く『3.11を遥かに凌駕する大津波が来る!!』事を予知しているそうです。
更に詳しく述べるなら、日本列島の南に位置する太平洋の水が大きく盛り上がってしまうとか…

しかし一番重要なのはその大災難の後に訪れる未来の話ですかね。
その未来は決して悲観的なものではなく、皆が協力して復興に励みつつ笑顔で暮らしている…
たつき氏曰く『心の時代、つまり心と魂の進化が起こる』とか。

昨年2月から続く567禍に見舞われており、ms9着用をはじめ変化に翻弄されている我々の現状。
2025年7月になっても567禍の猛威は続いているのやら…
先が見通せない今だけど、たつき氏の仰る通り『皆が伸び伸びと笑顔で過ごせる未来』が現実となってほしいものです。

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