令和の日本に徴兵制?

社会

今月8月は1年の中でも重要な位置付けにありますね。
6日に広島、9日には長崎で忘れられない悲劇が起きました。
そして15日は終戦記念日。
今年(2022年)で77年経ちました。

昨今にかけて令和の日本において「徴兵制」なるものが復活するという説が浮上しています。
今年2月からはウクライナとロシアの戦争。
先月7月の参院選において自民党が圧勝し、改憲に向けて本格的に動いていますからね。
国際情勢は不安定、勿論一昨年からのパンデミック騒動は未だ終息せず…。
こんな時代だと何が起きても不思議ではありません。

今回は令和における「徴兵制」の復活について語っていきたいと思います。

徴兵制復活?無理じゃね!?

徴兵制復活について語ると言いながら、いきなり全否定する様な見出しを持ってきちゃいました(苦笑)。
だって令和の日本における自衛隊もとい防衛省に全国から素人を集めて、隊員として使えるレベルになるまで育成する余裕とお金があるとは思えませんので(笑)。

そもそも日本は防衛費が少ないと言われてます。
米国曰く「GDP(国内総生産費)の2%は防衛費に充ててほしい」と要求されてるのに、日本は1.24%。
※2021年度の当初予算や補正予算などの合計で
米国の軍事費と比較すると約1/3ですね。

日本の防衛費、GDP比で1.24%と判明…「隠す必要ない」と専門家 本紙がNATO基準で試算:東京新聞 TOKYO Web
日本の2021年度の防衛費の対国内総生産(GDP)比を、本紙が欧米諸国と比較可能な基準などを用いて試算したところ、当初予算や補正予算な...

隊員の訓練費用なども防衛費から賄われるかと思いますし…。

仮に全国から18~50歳までの男性を対象に徴兵をかけたとします。
【選定方法はマイナンバー等を活用し、全国から一定数を集めるという形式。
その後、健康状態を審査して、持病等を抱えておらず健康であるならば即入隊。】

とはいえマイナンバー等を活用する選定手段にも、入隊させた国民を訓練するのもタダではないでしょう。
仮に費用があったとしても、現役で任務にあたる自衛隊員及び防衛省職員の中には、
「こんな素人共に来られたって迷惑だ!!」
って考えている方もいるかもしれません。

形は違えど

とはいえ徴兵制ではなく、あくまで「雇用」という形式で国民を選定するという可能性ならありえそう…。
現在、国会内では与党が改憲に向けて動いていますね。
97条削除、9条改正、緊急事態条項の追記…変更点は色々とあります。
あと集団的自衛権の問題もありますね。
(同盟国のパシリとして、日本の自衛隊が出動を要請される可能性は無きにしも非ず)
上記の点を踏まえれば、かつての第二次大戦時の徴兵制とは違うシステムで国民が徴用される可能性も無きにしも非ずというところでしょうか。

令和の徴兵システムはどうなる?

あえて「~制」ではなく、「システム」という単語を用いました。
”徴兵制”ってのは「終戦後の日本」の今までを考えたら、あまりにも露骨すぎて不適切だと扱われそうなので。
以降はあくまで私の予想です。

①選定対象

数年後の日本においてはマイナンバー制など国民のデータを管理するシステムは更に発展していると思います。
基本的にはそのシステムを用いて、全国民の中から一定数を選定。
その際、対象は「18~50歳の男女」とします。
性別の割合は「男8割:女2割」として。
自衛隊(国防軍?)の仕事は何も兵士として戦う事だけとは限らないでしょうしね…

②「徴兵=兵士」とは限らない

令和に徴兵となれば、且つての大二次大戦時のソレとは異なる仕組みになる事も考えられます。
先にも述べた通り、「全員を一人前の兵士にする」という名目で素人隊員を一から訓練する余裕は令和の日本にはないと思っております。
しかも近い未来において戦争にAIを駆使する事例も出てきそうですし…。

なので「兵士」として訓練を受けるのは、選定時において適正アリと判断された国民のみとなるかもしれません。
例を挙げるなら、【体育会系・身体能力が元々高い・格闘技経験者】のいずれかに当てはまる男性(一部女性)をその対象にするとか。

兵士以外で考えられる部隊は食料・調理担当部隊、IT戦略部隊、医療部隊…
何も戦う事だけが自衛隊の仕事ではないでしょうし。

そして特に卓越したスキルの無い国民は…
自衛隊内の各部隊の雑用部隊配属となるかもしれません。
(想像とはいえ自分で書いていて怖くなってきた💦)
掃除や戦地でのテント設営など、隊員の面倒事を全て押し付けられる部隊といったところでしょうか。
そう考えると、もし令和に徴兵システムが復活したら、第二次大戦時の日本軍より悲惨なものとなりそうですね。

➂国民のガス抜き!?

徴兵の選定対象にならなかった国民は普段の日常を送る事になるでしょう。
とはいえ令和の日本は一昨年以来、例の騒動によって行動制限などでストレスフルの状態。
もしも数年後になっても今の状況が変わらぬのならば…、
国民の楽しみは「おうち時間」がメインとなっている筈。

その「おうち時間」の新たな楽しみとして…
『徴兵国民の活躍を生中継!!』というオンライン配信イベントが実現しそうな気がします。
コンサートやスポーツ観戦では未だに声出しがNG、なのでリアルのイベントでは思う存分にストレス解消が出来ない。
そんな国民のストレスを解消する為のイベントとして。
おうちでなら、いくら声出ししてもOKですし。
(近所迷惑にならないという前提で)
イメージとしては小説「1984年」に出てくる”2分間憎悪”といったところでしょうか。

もしもそれが現実化したら、日本は完全にディストピアですね…。

日本の未来は果たして…

改憲の可能性など日本は色々と変革期を迎えています。
変革に関しては世界全体に対して言えることでしょうけど…。
とはいえ令和になって徴兵制復活というのはさすがに極論だと私は思っています😅

侮辱罪の厳罰化、AV新法…
日本は更に息苦しくて、言いたい事も言えない国になってきているのは事実ですけどね。

今年から来年にかけて、改憲するか否かを問う国民投票が実施されるのではとネット等で言われています。
もし国民投票が実施されるのであれば、後悔の無い様にじっくし己の頭で考えて投票しなければなりませんね。

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