愛の貧乏脱出大作戦 – 貧しさでは消せぬ熱 –

エンタメ系

かつてテレビ東京系列で放映していた番組。
最近になってハマってます。
当時のTV番組はどれも熱かったですね…。

今回はおすすめ回も合わせて『愛の貧乏脱出大作戦』というバラエティ番組を紹介します。

どんな番組?

放送期間は【1998.4.13~2022.9】。
テレビ東京系列で毎週月曜夜9:00~9.54に放送していました。

内容としては、
【経営難のお店(主に飲食・旅館)が依頼人として、番組に「助け舟を出してほしい」と応募。
番組が応募を引き受けた場合、依頼人を達人(繁盛しているお店)の元で修行させて立ち直らせる。】
といったところでしょうか。
※一部、修行ではなく就職活動させたりと異なる展開もあったそうです

司会のみのもんた氏のコメントがいい味だしており、依頼人に対する毒舌なコメントが売りになってます。
あるラーメン屋が修行する回においては、問題の店主の顔がVTRでアップにされたのを見て、
「冬のキリギリスみたいな感じがする」とコメントしました。
なかなか痛烈ですね~(苦笑)

基本的な流れとしては、

「依頼人が修行先で達人に叱責されまくる」

「依頼人が最終日のテストに何とか合格」

「依頼人のお店の売上改善」

「依頼人が番組スタジオで感謝の手紙を読み上げる」

という感じですかね。
当然基本と異なる流れになる場合も珍しくはなく、途中で修行を断念するなどのトラブルも発生しました。
そういうトラブルがこの番組の見所ですけど(笑)
それと一回だけの例外ですが、修行ではなく就職活動するパターンもありました。

Wikipediaを参照

視聴するのにオススメな方

努力・根性といったスポ根モノが好き

【血の滲む様な努力を積み重ねて、幾多の苦労を乗り越えた末に勝利】
達人の元で修行した末に店を立て直す展開は、昔のスポ根ドラマに近いモノがあります。
そういう類のドラマに感情移入して楽しめる方は合っているでしょうね。

「人の不幸は蜜の味」という嗜好がある(苦笑)

先にも述べましたが、依頼人は修行先で思い切りシゴかれるのがこの番組の王道です。
依頼人が怒られたりするシーンを観て嗜虐感が芽生える人もこの番組を楽しめるかも(笑)

またこの番組に救済を依頼してくる人って、商売以前に人間的にも問題アリな人が結構います💦
そういう人達を見て、
「俺もああならない様にしよう」
「コイツに比べたら俺なんて全然マシ」
という風に反面教師にして前向きになるのも、この番組の楽しみ方の一つですかね…😅

実は「お店を出したい」という願望がある

飲食店に限らず、自営業やるのであれば全ての業界・職種に言えますね。
自営業は会社勤めと異なり、やる仕事はすべて自分で決めなくてはいけません。
スタッフを雇うにも、自身で金かけて求人して面接する。
そして売上なければ収入はゼロなのも当たり前。
最悪、多額の借金が積み重なる場合もアリ。

「儲からなければどれだけ悲惨なのか…」
この番組ではそれを分かりやすく伝えてます。
自営業をやるという夢を持つことは素晴らしいけど、甘いモノではないと認識するのは必須ですからね。

印象に残った回

元サラリーマンのたこ焼き修行

訳あってリストラされた40代前半の元リーマンが「たこ焼き屋」をやりたいという夢を持って、「ひっぱりだこ」という当時では勢いのあった店舗で修行する回です。
しかしこの元リーマンは番組では初のお店を持っていない依頼者。
経験は大学生時代にバイトでたこ焼きを焼いた事があるだけ😅

何とか修行までこぎつけたものの、色々トラブルがあり、達人には激しい怒りを浴びせられまくります。
見所は達人に陸上自衛隊の駐屯地に連れられて、そこで自衛隊員として訓練させられるシーンです(笑)
だって達人は元自衛官ですからね。

※問題のシーンは[14:50]以降

あま~いうどん屋店主

顔つきからして甘すぎる香りがする店主ですね(苦笑)
借金の額がヤバすぎます…
一応彼女もちの人ですが、彼女さんもよく見捨てないな😅

サムネにもなっている問題のシーンは[14:00]以降です。

「あま~~~い」シーンは一度観たら忘れられません(笑)
愛貧ファンの間でも伝説として語り継がれてますので…。
控え目にいってラリってる様にしか見えません😅

それにしても……
うどん店主の彼女さんと達人は本当に人間が出来ています✨

女2人みやざき地鶏修行

番組も後期になると複数人で修行する回が増えてきました。
その中でも印象に残ったのが、女2人の居酒屋店主が地鶏系の居酒屋で修行する回です。
片方は離婚歴アリのシンママで必死に取り組みます。
しかしもう一方の家庭内別居状態の熟女店主はどこか真剣味にかける印象。

そして後者の熟女店主は料理人としてやってはいけない事をしてしまいます。
その際の達人の叱り方に器の大きさを感じました。
これがたこ焼き屋”ひっぱりだこ”の達人なら、店が壊れる程に怒鳴り散らかされた挙句、
店から蹴り出されても文句は言えませんね…。

※問題のシーンは[34:27]以降

まとめ

令和の今になって見ると…
1990年代後半~2000年代前半のTV番組は本当に熱かったですね!!
愛貧がヒットしてた当時はTOKIOが司会を務めていた「ガチンコ」も放送していましたし。

一部では”ヤラセ”が噂されていたとはいえ面白かった事には変わりありません。
仮にヤラセだとしたら、出演者さん達は凄い演技力です。
ヤラセ自体は悪だと思わないし、それも結果的に熱くて面白い番組を生み出すのであれば良いと思います。
勿論、出演者さん及び出演者の関係者(家族など)に迷惑をかけないという前提で。

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