DARK SOULS – 手間のかかる”楽しさ” –

ゲーム

ソウルシリーズの原点といえば
Demon’s Souls』だろ!!

お説ごもっともです(;^ω^)
とはいえその点は隅においといて…。
だってデモンズは未プレイだし、PS5も未所持だからなぁ…

今回は『DARK SOULS REMASTERD』をソウルシリーズの原点と見なして語ります。
(※DARKSOULS=ダークソウル、略してダクソ。文中ではこの略称も使用します)

『DARK SOULS3』をプレイした身としては、過去のストーリーについてより詳しく理解したいと思ったので。
それに原点を知ることでよりダクソシリーズをより楽しめますからね。

※当記事にはDARK SOULS REMASTERDのネタバレを含みます。

面倒臭い?それこそ冒険だ!!

初っ端から身も蓋もない事を言いますが…
このゲームは『面倒臭い』です。
プレイして一時間もしない内にそう思いました(笑)

初っ端からダメ出し?

そう思われるかもしれません。
しかし購入を検討している方の為には、まず面倒な部分を知っておいた方が良いと思うので
あえて初めの方から語らせて頂きたいと思います。

とはいえその”面倒さ”は高難度云々というより、システム面においてです。
(難易度も当然高いですけどね…😅)
面倒だと思った理由については以下の通りです。

序盤は転送不可

DARKSOULSシリーズのファンにはお馴染みのセーブポイントである篝火。
初代DARKSOULSにもその篝火は存在しますが、残念ながら他拠点の篝火に即座に移動する為の
「転送機能」はありません。

なので探索したいエリアに行くためには、わざわざ自力でフィールド間を移動する事になります。
DARKSOULSにおいては、多数のフィールドがシームレスに繋がっているため、
手間かけて移動した方が世界の広大さは実感出来ますけどね…
とはいえ面倒なことに変わりはないです(苦笑)

だけど地道にゲームを進めて中盤のあるイベントをこなせば、篝火に転送機能が追加されます。
とはいえ転送出来る篝火はエリアごとに限られており、全ての篝火に転送出来る訳ではありません。
篝火によっては「ボスがいる地点まで遠い!!」なんてこともザラです。
「直接目的地まで移動するプロセス」もこのゲームの醍醐味だと割り切るのがベターですかね😅

耐久値に注意

この点はダクソ3にもありましたが、初代のリマスターの方が耐久度の減りが顕著だった気がします。
武器及び防具にはそれぞれ耐久値が設定されています。
傾向としては大きな棍棒などの厳つい脳筋系の武器は高く、鎌や刀など繊細で鋭利な技量系の武器は低めですね。

なので探索を進める度にこまめにチェックしていないと耐久値がやがてゼロへと近づく…
最悪破損してしまう場合があります。
冒険において自身が所持する武器や防具を管理するのは必須といえます。

鍛冶屋は複数人いる

初代において鍛冶屋は1人だけでなく、何人かがそれぞれ異なるエリアにいます。
それぞれ別の人となれば、鍛冶屋とはいえ得意分野というものがあります。

武器に火炎や冷気などの属性を付与したい場合、種火というアイテムを鍛冶屋に持っていかなくてはいけません。
しかし鍛冶屋によっては「この種火は俺の手には負えない」と断られてしまう場合アリです😅
なので鍛冶屋ごとに得意分野を把握する必要があるでしょう。

難しいのはボス戦より…

ボスに至るまでの道中ですかね(笑)

序盤では祭祀場から複数のエリアに向かう事が出来ますが、当然エリアごとに難易度は異なります。
進むルートによっては序盤のレベルでは太刀打ち出来ない敵ばかりなんてこともザラです。
私自身、強敵に出くわした挙句、ソウル(経験値とお金に該当)をロスしまくったりしました…😢
なので「今のレベルでは無理」と思ったのなら、一端引き返して別のルートを進むという判断も必要です。

あとエリアによっては辺り一面が毒沼だったり、足場が悪くて転落死のリスクが高いところもあります。
特にアノールロンドという中盤のエリアでは、高所の細い道を通らないといけないので、コントローラーを持つ手が緊張で汗だくでした。
(;^ω^)

アノールロンド。外観はとても美しいですけど、高所が多くて進むのは大変。
エレーミアス絵画世界にて。このゲームは高い所が多い…。

亡者からのスタート

プレイヤーが操作する主人公は「亡者」という不死の存在。
道中で敵にやられたり、高所から落下死しても篝火がある限り復活します。

しかし亡者であるが故に見た目は干からびたミイラそのものです(苦笑)
ゲーム開始直後では正にそんな状態からスタートします。

苦労して理想のキャラを作り上げても、冒頭ではこんな状態…(;^ω^)

ゲームを進めて「人間性」というアイテムを入手して使用すれば人間らしい見た目になれます。
しかし敵にやられたりして「YOU DIED」になればまたミイラの様な亡者に逆戻り…。
特にフロムゲー初心者の方の場合、序盤では何度も「YOU DIED」になりがちなので、亡者状態がずっと続く羽目になるでしょう。

ちなみにエルデンリングとダクソ3(DLC含む)をクリアした経験のある私も序盤はずっと亡者状態でした(苦笑)
初代ダクソは3に比べて足場の悪いエリアが多く、序盤だと強い武器を揃えるのも大変。
しかも進むエリアによっては敵が強すぎてやられまくるなんて事態にも遭遇しましたからね…😅

手間と楽しみは比例するもの

攻略した時の達成感が大きい

それはフロムゲー全てにおいて共通する点でしょう。
しかし初代のダクソに関しては、一つのエリアを攻略し終えた時に、ボス戦以上に道中おける苦労が脳裏をよぎります。
くどいけれどボス戦以上にボスに至るまでの道中の方が高難度を思い知る場面が多いもので…。

この表示を見た瞬間、「ひと仕事終えたなー!!」って気持ちになります(笑)

反面ボス戦に関しては、ダクソ3等に比べて昔のゲームである故か、ボスの攻撃パターンが読みやすい場合が多かったです。
(※あくまで私の主観)
勿論、後半になると攻撃パターンが読みづらくて苦戦を強いられたボスもいましたけどね。

とことん練られた世界観

ダクソをはじめフロムゲーはストーリーやキャラの設定に関して詳しく語ったりはしません。
「分かりたければ自分でアイテム画面のテキストをよく読み考察せよ」
というスタンスです。

DARKSOULSのストーリーは大まかになぞってみると…
『世界はかつて古竜が支配していた。
ある日そんな世界に”火”が発生して、光と闇・生と死…など相反する概念も発生。
更にはグウィン達、古竜に代わって世界を支配しようとする存在も誕生。
古竜とグウィン達は激しく争い、古竜の間において鱗の無い古竜”白竜のシース”による裏切りが生じる。
シースの裏切りにより古竜達は劣勢に追い込まれ、グウィン達が勝利して世界を牛耳る。
しかしその世界において”火”が消えかかっている。
その”火”を継ぐ役目を、亡者である主人公が引き受ける。』

…という感じでしょうか?
正直ダクソは設定が複雑すぎて未だ理解出来ていない点が多数😅

ストーリーを理解出来ていなくても、ゲームを楽しむことは充分可能です。
しかしどうせプレイするならストーリー等も少しずつ理解してきたいものですよね。
その方がやりがいも倍増しますし。

個性あふれるボスたち

初代ダクソは最近のフロムゲーと比較すれば、ボス戦の難易度はそれ程高くはありません。
とはいえどのボスの個性溢れています。
当然ボスの設定はどれも複雑ですが、ボス戦勝利時に入手可能な”ボスのソウル”のテキスト等を元に色々と考察されていますね。

私的に強く印象に残ったのは、DLCに登場する「深淵歩きのアルトリウス」です。
『”深淵”という深き闇に呑まれつつあるウーラシールを救う為、相棒である「灰色の大狼シフ」と共に深淵へと挑む。
しかし深淵の闇は予想以上の脅威であり、シフは負傷して動けなくなる。
シフを救う為に自身の大楯を捨ててまで、深淵に挑み続けるアルトリウス。
だがシフは生き残ったものの、アルトリウスは破れて深淵へと呑まれてしまう。
後にアルトリウスは奇跡的に深淵から生還するも、全身に深く傷を負っており左腕は機能不全。
そして精神も深淵の闇に蝕まれており、狂戦士へとなり果ててしまった…』

改めて背景を思い返すと、アルトリウスは重い過去を引きずっていますね。
(フロムゲーのキャラの背景は大抵思いですけどね)

ビジュアルも格好良くて、強さも半端じゃない。
戦っていて楽しかったボスです。

深淵のアルトリウス。左腕が垂れ下がったままでも、凄みのあるオーラを発してます。

フロムゲー好きなら是非

お世辞にもサクサク楽しめるゲームとは言えない本作品。
最近のフロム作品をクリアした方でも、難易度的には何とかなれど、色々面倒な局面にブチ当たるでしょう。
ダクソ3では初めから祝福(セーブポイント)間の瞬間移動が可能ですし…。

とはいえダクソ3をプレイして「ダクソのストーリーをより深く知りたい!!」という方には是非一度プレイして頂く事をオススメします。
始めは不便な点が多く、慣れるまでキツイかもしれませんけどね😅
慣れてくると、徐々にダクソの世界観にのめり込める作品です。

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