エルデンリング冒険譚③ -負ける程に学べるゲーム-

ゲーム

「ゲームは心身共に悪影響」
そんな批判は今も根強いです。
だけどゲームも捉えようによっては有効活用出来ます。
(漫画やアニメなど全てのコンテンツにおいて言える事ですけどね)
現在ドハマり中のエルデンリングに関しては特にソレをヒシヒシと感じます。
学びという点において。

エルデンリングから学んだコト

諦めたら試合終了

今更言うまでもない事ですが、このゲームのボスは滅茶苦茶強いです。
てか道中のザコキャラも強い…。
しかも場所によっては悪質なトラップもあり、ボスにまで辿り着けない事もしばしば。
おかげで何度もムカついたり、時には心が折れそうになる事もあります。

「それがこのゲームの魅力でしょ」
なんて声も多数。
しかし初心者(その上フロムゲー自体初)にとってこの難易度の仕様は
「シンドイだけ」以外の感想が湧いてこないのでは?

なのでまず第一に心掛けておくこと。
それは「諦めたら試合終了」ですね。
または「”勝ち”への途中」ですかね。

精神論だと言えばそれまでだけど、一番に身に付けておきたいものは諦めない心だと思います。

トライ&エラーを繰り返そう

穴が開く程に観察せよ

繰り返しになりますが、このゲームは敵がやたらと強いです。
その上ダンジョンにおいても罠が多く、敵にやられる前に「YOU DIED」という事もしばしば。

とはいえそれでも諦めずトライしたくなるのが、フロムゲーの魅力。
何故ならやられる数が多い程、その理由ってのがおぼろげに分かってくるからです。
例えばボス戦において初めは敵のHPの半分すら削れなくとも、何度もトライしている内に8割程度まで削れるようになってくる。
それは敵の攻撃のディレイが徐々に見えてくるおかげですかね。

序盤の壁とも言えるマルギットの戦いにおいてですが、この敵はディレイ仕込みの攻撃を多用しまくりです。
(てかこのゲームの敵は大抵ディレイだらけですけど)
何度もやられつつも、敵の攻撃を観察し続ける。
そうすればディレイを繰り出した時、どのタイミングで攻撃を発動するかが分かる様になる。
と同時に回避のタイミングも分かってくる。

いわば観察力を鍛える事がこのゲームの一番の攻略法とも言えます。
私含め、初めはボスが攻撃する度にビビりまくりで観察どころではないプレイヤーは星の数ほどいるでしょう。
ならば開き直ってボス戦を「回避(ディレイ読み)の練習」を割り切るのもありかもしれません。
それどころかこのゲームの開発者の意図には「序盤の内にボス戦を回避なり何なり、スキル上昇の練習に充ててほしい」というのもあるかもしれませんね。
勝てないからと霊体召喚ばかりに頼っていたら、プレイヤースキルはあまり上昇しませんからね。
そのツケは後半になる程にのしかかってきますし💦
(どうしても無理なら霊体召喚なども全然アリです!!)

戦い方は千差万別

また色んなスキルや武器を試してみるのも勝つにおいては重要。
スキル⇒戦技、付与属性、魔術、祈祷…
武器⇒大剣、槍、斧、爪…
どれも色んな種類があります。
そして出血付与、凍結、炎…
どれが敵の弱点なのかを考えながら戦う。
色々と試すのが勝ちへの一歩ですね。

戦技によってはスキが大きいのと小さいのがあります。
当然、遠距離型、近距離型という違いもあり。
故にプレイヤーごとに使いやすさが分かれるのは当然。

「このボスにはどのスキルと属性が有効なのか?」
それを考えながらトライ&エラーを繰り返す。
そうしている内に自分に合ったスキルと戦闘スタイルが分かってくる。
それも醍醐味と言えますね。

これは私の持ちキャラ。信仰込みの典型的脳筋スタイルです(笑)

遊びの中にこそ性格が表れる?

このゲームは自由度が高いのも魅力。
鼻や眉骨の高さ、顎の突き出し加減など色々細かい調整が可能なキャラメイク。
オープンワールド故に行ける範囲なら、どこからでも好きな所から攻略可能なフィールド。
何よりプレイヤー好みの戦闘スタイルを確立出来るという点が正にそうですね。
そして戦闘スタイルにはプレイヤーの性格が表れるとも考えられます。

◎脳筋スタイルで果敢に攻める戦いをしたい
⇒まずは考えるより行動。戦略は戦いながら考えればいい。

◎魔術を駆使して、スマートに戦いたい
⇒事前に戦略を練る合理的なタイプ。

◎何度負けても勝つまで何時間もトライしてしまう
⇒負けず嫌いでこだわりが強い

以上は私の憶測ですが、こんな具合に分かれそうです。
最後の「何度負けても~」ってのは私に当てはまってますね(苦笑)
あと「脳筋スタイル~」ってのも…💦

そもそもTVゲームに限らず、酒の飲み方・釣り・サッカー・競馬…遊びの中にこそ自分の素が最も表れるという説があります。
女性誌の編集者として数多くの実績がある櫻井秀勲(さくらい・ひでのり)氏の書籍、
自分の適職がわからない時に読む本』の中で、「私の友人は麻雀の打ち方でその人の適職(性格)が分かる」という旨を述べる箇所があります。

・勝っても負けても一回ずつきちんと支払う⇒真面目で金銭に厳しい

・しゃべりながら打つ⇒社交的でお喋り

・寡黙で打つことに集中したい⇒物静かな職人肌

・貸し借りが多い⇒金銭にルーズで規則が嫌い

自分の適職がわからない時に読む本』P35.36を参考にしました

大まかな特徴を上げるとこんな感じでしょうか。
麻雀の打ち方一つでも人の性格ってのは表れるものなのですね…😅

当然ゲームにだってその人の性格が表れるもの。
エルデンリングをプレイし続けている内に自分なりの戦闘スタイルが確立されてくる…
一度自分の戦闘スタイル(ステータスの振り具合)を見直してみると、案外自分でも気づかなかった自分の性格ってのが浮かび上がってくるかもしれませんね。

勿論戦闘スタイルはプレイヤーの自由。
「物理だけでなく魔術も駆使しなきゃ…」
とかYouTubeにupされているプレイ動画を観て、劣等感を感じる必要なんてありませんからね。
自分が好きで戦いやすいスタイルに育成してプレイする
それがこのゲームを楽しむ上で重要なコトですからね。

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