購入したのが3月上旬、クリアしたのは今月中旬…
まさかの3ヵ月超え、且つ総プレイ時間は400時間超え!!
想定以上に時間がかかってしまいました(苦笑)
今回はエルデンリングのオススメしたいポイント、逆にネックだと思った点について語りたいと思います。
今から購入を検討している方にとって参考になったら幸いです。
こんな方にオススメ
改めてこのゲームをプレイするのに向いている方について語ります。
手ごたえのあるゲームがやりたい
最近ではライトユーザー向けに親切仕様のゲームが増えていますね。
やはり巣ごもり需要が増加している為か、ゲームへの需要も伸びているおかげでしょうか。
最近になってゲームを始めた方もいるでしょうし、あまり難易度が高いと楽しめませんからね。
しかし昔からゲームをしているヘビーユーザー、難しさにやりがいを感じるユーザーにとっては物足りなくなっているのも事実。
そんな方には是非一度プレイして頂きたいですね。
ムービー・キャラ重視なのは苦手
「ムービーとキャラクターに比重が偏りがちな作品な作品が多い」
そう感じるゲーマーの方は割といる筈。
そういう類の作品はRPG系において特に多い印象があります。
キャラ・ムービーを重視する事自体はいいけれど、肝心のゲーム内容に手ごたえがないと楽しめないですからね。
エルデンリングに関してはクオリティの高いムービーも演出としてはあります。
しかしあくまで”演出”であり、ゲーム内容の9割はプレイヤーがキャラを操作する時間になります。
オススメしづらい方
逆に以下の点に当てはまる方は慎重に検討した方が良いかもしれません…
イライラしやすい人
エルデンリングはいわゆる「死にゲー」である為、難易度が高いです。
フィールドを探索していて、モブ敵に遭遇して「YOU DIED」なんてのは”あるある”ですね(苦笑)
また高所からの落下、崖崩れなどトラップ要素でやられる事もあります。
私的には見えないところから矢を射られて、逃げられずにくらいっぱなし…
そのまま「YOU DIED」になった時には凹みましたね
当然ダンジョン探索となればトラップ要素は満載です。
ましてやボス戦は勝つのに1時間以上かかるのはザラですし。
酷い場合だと勝つのに1週間以上かかった時もありました。
中には楽勝なボスも一部いましたけどね(笑)
プレイ時にやられまくって先に進めなくとも、「こういうゲームなんだ」と割り切る心構えが必要ですかね。
あくまでゲームですからね(苦笑)
アクションに苦手意識のある方
アクション苦手でも負けず嫌い、または粘り強さに自信のある方ならば大した問題ではないかもしれません。
私もアクションゲームは苦手な方ですが、何度もやっている内にコツを掴めましたので。
とはいえエルデンリングはフロムゲーの中でも難易度が高いとの定評あり。
敵はディレイを多用してくる為、回避のタイミングを掴むのに時間がかかりますし。
オンラインでの協力要請、遺灰召喚など初心者に向けての救済措置は多いですが、それでもプレイヤースキルを伸ばすのは必須となります。
なので不安な方はYouTubeで実況動画を見るなりして、「本当にやる気だけで続けられるか?」を検討した方がいいでしょう。
(多少のネタバレは許容しなくてはなりませんけど…)
クリアまでプレイしてみて
あまりにも広大なオープンワールド
とにかく広いです!!
序盤のフィールドであるリムグレイブを攻略するのに一か月程度はかかりましたね
(それ以上かもしれませんけど…)
他にも湖が美しいリエーニエ、朱い空と沼が印象的なケイリッド…
何処も広大で探索し尽くしたつもりでも、後に攻略サイトを見れば未開拓のダンジョンが明らかになるのはザラです(笑)
ダンジョンは勿論、NPCやアイテムなど探索しようと思えば底が知れない感じです。
良くも悪くも自由
オープンワールドであるからこそ、どのエリアから攻略するのはプレイヤー次第。
(一部特定の条件を達成しないと行けないエリアもアリ)
しかしエリアによっては敵が強すぎる場合もあり、いざ行ってから後の祭りとなる事もしばしば…。
この様に良くも悪くも自由度が高いのがエルデンリングの魅力。
キャラメイク、装備…自分好みに色々カスタマイズ可能です。
キャラメイクに関しては、目の大きさや口の幅は勿論、眉骨の高さなど細かいところまで調整出来るのが強み。
理想のキャラを作り上げたいという人にはもってこいという仕様です。
しかし色々調整出来るからこそ、難易度もそれに比例して高くなります。
せっかく何時間かけてキャラメイクしたけど、いざフィールドで確認したら違ってたなんてのはザラです(苦笑)。
私自身、何度も経験しました
圧倒的なボスの強さ
既にネットでは散々言われてますが、エルデンリングに出てくる敵は基本的に強いです。
モブとの戦いにおいても油断すれば「YOU DIED」になる事はしばしば…。
特に大熊と騎士系は強いですね~。私も何度やられた事やら…
モブ戦においてもそれだけ厳しいのであるから、ボス戦となれば当然厳しさは倍増し!!
ボスによっては万倍と言っても過言ではない位に強いヤツもいます。
(一部それほどでもないボスもいますが)⇐※あくまで私的な主観
実際倒すのに1週間以上かかったヤツもいますからね~。
しかしただ強すぎるだけでは嫌気が差すもの。
エルデンリングをはじめフロムゲーにおけるボス戦は、「諦めなければ勝てる」というのも特徴です。
大抵は初見で負けるパターンです(苦笑)
「負けつつも敵の動きを観察」「有効な属性と武器を考える」…そうやって試行錯誤しながら戦っている内、はじめは勝負にならなくとも、徐々に敵の体力を削れる様になる。
そして諦めず挑み続けた末に勝利する。
その時の達成感はとてつもなく大きいです。
何度も負けを積み重ねてきたのなら尚更。
その勝つまでの過程を楽しめるのがフロムゲーの一番の醍醐味かもしれませんね。
「これはちょっと…」な点
ボスの使いまわしが多い
広大なオープンワールドが魅力のエルデンリング。
当然、攻略可能なダンジョンも多いです。
しかしそれ故なのかボスの使いまわしが多いのが気になりました。
(ダンジョンごとにいちいち異なるボスを作って配置していたら、フロムのスタッフにかかる負担も甚大なものになるので無理ないでしょうけど…。)
序盤で出てきたボスが後半でモブとして出てくるのならまだしも、明らかに登場しすぎなボスが一部いたのは気になりました。
また単に以前出したボスを複数体出してみただけって感じなのもいましたし。
とはいえボスによっては、複数回(複数体)出ても良いというケースもありましたけどね…。
用語集があればな…
このゲームの舞台は西欧ファンタジーをモチーフにしている為か、登場するNPC及び敵の名前は9割以上はカタカナです。
(中には漢字のキャラもいますけど)
「○○の~」みたいに二つ名付きなら割と記憶に残りやすいですが、カタカナだけだと忘れてしまう事もしばしば
しかもNPCの数は多いし、長時間プレイ内に「あれ?何て名前だったっけ…?」となるパターンが多かったです。
(私の覚えが悪いというのもありますけど)
それとエルデンリングのストーリーは設定が非常に作り込まれており、難解です。
ゲーム中ではストーリーについてはあまり語らない形式なので、各自でアイテムのテキストを見るなりして考察・補完する必要があります。
なのでNPC等のキャラ名・キーとなる単語を収録した単語集などのモードがあれば、よりプレイしやすかったかも…。
でも「手取り足取りな真似はしない!!」というのがフロムのスタッフのポリシーですかね…。
覚えて理解したいのであれば、自分でメモするなりして対策する。
それがフロムゲーにおける心構えなのでしょう。
一周目をクリアしてみて
ボスの使いまわしなど色々思うところはありましたが、最高の作品である事に変わりはありません。
1週目をクリアするまで400時間以上も没頭してしまいましたからね(笑)
キャラメイクと装備のコーディネイトに頭を悩ました末、理想のキャラを実現させた時の喜びはとてつもなく大きいです。
ボス戦も難易度が高いからこそ、やりがいがありますからね。
ダークなファンタジー系のゲームが好きなら一度はやってみる事をオススメします。
多少の根気は必須ですけどね…。
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