ウクライナ2都市の市民を避難させる為、一時停止との事。
先月末あたりからウクライナとロシアの問題が過熱しまくってますね。
TVを中心としたメディアではロシア(プーチン大統領)を悪の権化とばかり批判する報道が目立ちますけど…
果たしてそんな単純な問題なのでしょうか?
単なる二国間対立の問題か?
ウクライナの背景にはNATO(北大西洋条約機構)と米・英が存在。
またウクライナ国内においても、親露派と親欧米派の対立問題。
そしてロシア西端の周辺国(ポーランド、ルーマニア、スロバキア等)が次々とNATO入り。
寧ろウクライナとロシアの2国以外の問題が複雑に絡んでいると思います。
ロシアとしてはウクライナを支配して併合する気はないとか。
寧ろウクライナを独立国として、ロシアと欧米間との緩衝の役割を果たす国にしたいという説があります。
しかしウクライナが完全にNATOの配下となると、ウクライナ国内にロシア向けの兵器が配備される事となる。
そうなるとロシアは更なる窮地に立たされてしまう。
上記の視点を踏まえると追い詰められているのは、ロシア側!?
今回起きてしまった侵攻もウクライナが完全にNATO(米英)の配下になるのを阻止する、いわば国防の為にやらざるを得ない状況だったとも考えられます。
またその状況は仕組まれたものだった!?
主に戦争で利益を上げたいネオコン(軍需産業)勢力によって…
そうなると今回の侵攻は長期化する可能性がありますね。
とはいえ第三次大戦勃発の様に世界を巻き込むものではなく、ウクライナとロシアの二国間が鍔迫り合いをする様な感じですかね。
大規模な大戦で一気に荒稼ぎするより、二国間でじわじわ争わせる。
一見地味だが、両国間に兵器を売り込む事で継続的に利益を上げる。
支配者層ってのは表には姿を現さず、裏で狡猾に世界情勢を操る。
そういうイメージが浮かびました。
【参照】
いわばガス抜き?
冒頭でも述べた通り、我が日本のメディアではロシア側が一方的に非難されている状態。
そしてウクライナ側にエールを送る形式となっています。
日本にとってもロシアとの関係は正直問題を抱えているのが現状で、特に北方領土の問題は未だ改善されていない状態。
とはいえロシア側が一方的に叩かれてばかりいる報道ってのも違和感を感じてしまいます。
まず考えられるのが国民のガス抜きですかね。
一昨年から今に至るまで2年以上も続く、例のパンデミック騒動によるストレスがピークを過ぎてるのは事実でしょうし。
ロシアを巨悪と見做して、国民皆で総叩きしてストレス解消。
【※イメージとしては小説『1984年』の二分間憎悪】
ネオコン、メディア…支配者層にとって戦争は好都合なのかもしれません。
日本に及ぶ影響(改憲!?)
先のガス抜きもそうですが、今回の事態が憲法改正に繋がるキッカケになるともいわれています。
元々日本国憲法9条に関しては、武力不保持で平和を維持する旨が記されています。
しかし今回のウクライナ侵攻のニュースを目の当たりにして、現行の憲法のままじゃダメだと考える国民が増加。
尖閣諸島周辺での不審船による領海侵犯など、日本の国防の脆さを批判する声はネット等で多くみられました。
もし仮に9条を改正して国防軍を保持したとしても、日本の国防力は一気に増加するのでしょうか?
確かに現行の憲法9条は、国防を徹底する上でネックとなる部分はありますけど…
(日本国憲法そのものがGHQによる押しつけ憲法、「日本の弱体化」を図ったという説あり)
しかし、9条改正により防衛体制を整えたとしても、特定の国に忖度しすぎている日本の外交を見てると、活用しきれるか疑問です。
また憲法改正の件に関しては、基本的人権の保障を定めた97条の削除、緊急事態条項の加筆といった問題もあります。
(※自民党改正草案)
国家の権力が強化されすぎてしまい、国民の自由と権利が奪われる。
最悪、日本がディストピア化…
もし改憲が実現してしまったら、そういうリスクもありますね。
果たして今後は…
もはや世界を揺るがすウクライナ情勢。
ウクライナ、ロシア、アメリカ、NATO…
色んな国の思惑が複雑に絡み合ってますね。
一体世界はどうなるのか?
一日も早く世界が安定してほしいものですね。
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